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知らない内に年が明けていたようで。寝耳に水とはまさにこの事です。
今年の抱負は「頑張るない」です。頑張ると頑張らないの中間くらいを目指します。
前々年度から悩んでいた風呂場でおしっこをする癖は、治るどころか
これはこれで俺の萌えポイントUPに繋がる気がしてきたので、このままでいく事にしました。



HPのノートPCを買いました。4710s/CT。
・17.3inch 1600x900 ノングレアディスプレイ
・Cerelon T1600 1.66GHz DualCore (L2減らしたCore2という事らしいですね)
・Mobility Radeon HD4330
を備えて¥39,800というありえないコストパフォーマンスだったので衝動買い。まだ売ってるのかな?

Memory足すだけで2Dどころか、ある程度の3DCGにも耐えうるスペックだったりしますが
真面目にやるなら色調確認用に別途ディスプレイは必要かな。
ディスプレイの発色はしょせんノートPCなレベルです。視野角もかなり狭いし色温度なども設定不可。
しかし落書きやモデリング程度なら問題なくこなせるのでサブPCとしては必要十分すぎる。

で、まあ折角なので専用にタブレットを装備させてやろうと
Bamboo Touchを買ってきました。併せてレビュー。
周りで買った人もいないし、確認取ってる訳でもないので間違ってる可能性多々。



良い:

・Intuos4に比べて本体がかなり薄く、取り回しが良くなっています。
 デザインも旧Bambooと比べるとすっきりしてて良い感じ。

・個人的に「タップアンドホールド」みたいな
 タッチインターフェースはストレスが溜まるので嫌いなのですが、
 Bambooは「中指でポインティング、人差し指で左クリック、薬指で右クリック」
 というマウスライクな動作が可能。この点は素晴らしく使いやすい、のですが…(後述)



良くも悪くも:

・タッチの検出は静電方式。

・入力エリア表面がシットリとした感触で摩擦係数が高く
 タッチ機能を利用する際、指が滑りにくくて非常に操作し辛い。
 但しこれがペンでの描画時にはいい感じに働き、
 Intuos4(のシートが磨耗してない状態)並みに良い感触で描ける。
 あっという間に磨耗するIntuos4のシートより耐久性は高そうな感じ。

・Intuos4との描画性能についての差は体感できない。
 「ろくな描画補正機能がないアプリ(Photoshopとか)を用いて」
 「意識的に差が判りやすいような線を引けば」判るという程度。
 SAIやイラスタの描画補正の前では誤差の範囲かと思われます。
 そもそもBambooのドライバはIntuosのそれと比べて色々と
 機能が削減されているようで(アプリ毎のボタン割り当て機能など)、
 そんなところで差をつけようとするWacomの姿勢そのものが
 描画性能に大した差がない事の証左となっているように思います。

・タッチ機能をONにしたままでもペンで操作可能ですが
 ペンを握った手を「タッチ」と間違えて誤動作することは殆どありません。
 あったとしても「カーソルが多少動く」程度なのであまり問題にはならないかな。
 一度ペンが読み取り範囲内に入るとタッチ機能が殺される仕組みになっているので
 描いている間に不具合が出ることもなし。
 逆に言うとタッチジェスチャでスクロールやズームを行う際には
 その都度ペンを読み取り範囲外まで持っていく必要があります。


悪い:

・タッチ機能には「絶対座標モード」がない。従って「単にでかいだけのトラックパッド」だったりする。
 (Hasebeは納得の上で購入してるので良いですが、誤解したまま買っちゃう人も少なくなさそう)

・タッチしてからそれを認識するまでにタイムラグがあり(30msecくらい?)、
 あまり小気味の良い動作とは言えない。
 「指」と「ペンを握った手」を判別する為に必要なのかと思われますが
 まあ当然の様に感度やウェイト調整といった設定項目もなく、
 ノートPCのトラックパッドの方がキビキビ動いて使いやすかったりします。
 タッチ機能だけで見ると「単にでかいだけのトラックパッド」ではなく、
 実は「でかくて反応が良くない上に指の滑らせにくいトラックパッド」だったりする。

・もちろんタッチジェスチャ機能についてのカスタマイズ性はほぼ皆無なので
 アプリ側が対応してない限りスクロールもズームも回転も動作しないし
 別の機能を割り当てる事も不可能(スクロールジェスチャで特定のキーイベントを送る、みたいな事はできない)。
 ジェスチャの認識精度もあまり良いとは言えない感じ。

・丁度ファンクションボタンのある辺りが電磁波に弱いらしく
 ノートPCの特定の場所に近づけるとタッチ機能が一切動作しなくなる(ペン動作は問題なし)。
 ごく限られた状況でもない限り再現する事もないでしょうが、まあ一応。 後日修正。ペンにも影響がでます。

・4つあるファンクションボタンは中央2つのボタンが押したか押してないか良く判らない触感。
 まあIntuos4のどうしようもないファンクションボタンよりはマシですが。
 Hasebeの環境ではキーが(ソフトウェア内部的に)押されっぱなしになってしまったりもします。
 どの道使わないのでさっさと封印しましたが、使わないにしても残念な感じです。




正直なところ、よくもまあこんな劣化(は言い過ぎか)トラックパッドで
「タッチ機能搭載!!」とか声高に謳えたなあと思う。
たぶんハードウェアとしては優れていると思うのですが、ドライバがどうしようもない感じ。
というかドライバの縛りや消耗品周り、ペンの互換性を取らないなどやる事が一々セコい。
まあタッチ機能目当てで買い換える程のものではないと思います。

最近は各メーカーもちょろちょろとタブレットに手を出してるようなので
その内Wacomが本気出さざるを得ないようなものが出てくれば良いなあ、と思う。

とまあ、厳しい事も書いてますがHasebe自身は「ペンによる描画」さえ
しっかりやってくれれば良いので、購入満足度は80%くらいはあったりします。
「遊び心」として捉えればタッチのデキも笑って許せま…すん。

あとWacomはエアブラシペンみたいにニッチなペン出すくらいなら
多ボタンペンだしてくれないかなと思った。
CAD/3D向けにプレシジョンモードとか機能追加してくれるのであれば、先にそちらをですね。





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